妊娠しやすい体になるためにやるべきこと
体質によって妊娠しやすい・しにくいというのは人それぞれ違いがあるので、
なかなか授からないからといって自分を責める必要はありません。
しかし、赤ちゃんが授かりやすいような体質に改善していくよう
心がけることはとても大事です。
これから紹介する5つのことは、
ベビ待ちママを卒業した方々が実際に試して効果があったことですので、
できることから取り入れてみてはいかがでしょうか。
「冷え」は妊娠の大敵。
体が冷えると血液は心臓や内臓などに優先的に運ばれ、
手や足は後回しになります。
そして末端冷え性の人が増えているのです。
夜、手足が冷たくて眠れないという人もいるのではないでしょうか。
冷えが進むと手足だけでなく、子宮にも血液が回らなくなります。
血液が不足した子宮は健康な卵子を作ることができません。
また、卵子が健康でないので着床しにくい状態になります。
もし冷え性だという自覚がある人は、まず最初に冷え性対策をしましょう。
入浴はシャワーでなく湯船で、できれば半身浴でじっくり浸かるのがベスト。
衣類の寒さ対策をすることはもちろん、
子宮が冷えないように腹巻などを使うのもおすすめです。
また、体の中から温めるために血の巡りをよくするサプリメントを飲むことも大事です。
マカなら血流改善の効果が期待できるので冷え症改善になりますし、
ホルモンバランス正常化の働きもあります。
衣類やお風呂で体を温めること、そして食べ物やサプリメントなどで中から温めること。
この2つが冷え症改善の近道です。
ストレスと不妊は一見関係ないように思えますが、
ストレスは様々な悪循環を招くので不妊ととても深い関わりがあるのです。
まず、ストレスが溜まると自律神経が乱れ、ホルモンバランスが崩れます。
ホルモンバランスが崩れると男性ホルモンが優位になったり、
生理不順になったりして排卵機能に異常が出ます。
つまり、健康な卵子が作れなかったり、排卵が不定期になってしまって
妊娠しにくくなるのです。
妊活中で仕事などのストレスが溜まっている人は、
上手なストレス発散方法を見つけましょう。
本を読んだり音楽を聴きながら半身浴をしてみたり、
ほどよい疲れを感じる程度の運動はストレス解消だけでなく冷え改善にもなるのでおすすめです。
また、妊娠できないことでストレスを感じていてはいつまで経っても妊娠することは難しくなります。
気負いせず、楽な気持ちで妊活に挑めるといいですね。
「痩せすぎ」や「過度なダイエット」は不妊を招くということは有名な話です。
これらはホルモンバランスが乱れる原因になり、生理不順を引き起こします。
生理不順ということは卵巣機能が低下しているということですから、
妊娠しにくくなってしまうのです。
だからと言って肥満体型でもいけません。
肥満であってもホルモンバランスは乱れやすくなり、排卵障害や着床障害を招きます。
一番妊娠しやすいのは「標準体重」です。
痩せすぎの人も肥満の人も、この標準体重に近づけるように調整しましょう。
標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
適切な運動と、バランスのよい食事で妊娠しやすい体型を目指しましょう。
妊活中に積極的に摂りたい栄養素はこちら。
生殖能力を高める成分:ビタミンE12、亜鉛、イソフラボン
・・・アーモンド、牡蠣、豆類
巡りをよくする成分:ビタミンE、ビタミンC、鉄分
・・・レバー、アセロラ、ひじき
抗酸化作用がある成分:ポリフェノール、カロテノイド
・・・バナナ、トマト
参考:妊活中に必要な栄養素
食材を挙げるとキリがないので、1日30品目を意識して
3食しっかり食べることを目指しましょう。
しかしこれだけの栄養成分を意識して摂ることは至難の技なので、
なかなか食事にかける時間がないという方はサプリメントで補うことをおすすめします。
また、卵子や精子の動きを活性化させる「イースタティックミネラル」という成分が
今妊活する人たちの間で話題になっています。
イースタティックミネラルとは、年齢を重ねるごとに衰えてしまう
ミトコンドリアの働きを高める作用があるので、
卵子や精子の若返りが期待されています。
イースタティックミネラルは「ミトコア300mg」というサプリメントに含まれていますので、
なかなかできずにお悩みの方はチェックしてみてはいかがでしょう。
お酒やたばこは一度ハマるとなかなか抜け出せないものですよね。
しかし、妊娠を望むのであれば控えた方が得策と言えます。
たばこは男性が吸うと精子の数や運動能力の低下を招きますし、
女性が吸えば着床障害を招きます。
また、過度な飲酒も排卵・着床に悪影響を及ぼすと言われているので
気をつけた方がいいでしょう。
しかしこれらを一切禁じることでストレスが溜まってしまっては元も子もありません。
待望の赤ちゃんのために少しだけ我慢しよう、という心構えを持つことが大事です。